┏本日の内容━━━━━━━━━━━━━┓
【1】そもそも薬膳とは?
【2】薬膳のポイントは、「バランス重視!」
【3】バランスを見極めるツールは3つ!
◆陰陽~体を2つの要素のバランスで見る
◆五行~5つの臓器のバランスを整える
◆気・血・水~カラダやココロを動かす基本的な要素
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【1】そもそも薬膳とは?
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薬膳とは、季節や体調に合わせて、食べ物でカラダとココロを整えることです。
薬を使った食事という意味ではなく、私たちがいつも食べているお魚、お肉、野菜といった身近な食材にも、お薬と同じような効能があるということ。
いつもの身近な食材の特徴を知り、毎日上手に取り入れていくことで、あなたが本来持っている免疫力や治癒力を高めることに繋がっていくのです。
食事は毎日のこと。1日3回、365日。この積み重ねが未来のあなたを創っていきます。
ストレスが多い現代。病気ではないけれど、疲れやすい、カラダが重い、やる気が出ないなど、何かしらの不調を感じていませんか。
これからお伝えする薬膳の基本的な考え方を使って、笑顔で健やかな毎日を過ごせる自分になりましょう。
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【2】薬膳のポイントは、「バランス重視!」
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薬膳の基本的な考え方は、「バランス」の医学とも言われる中医学(中国の伝統医学)に基づいています。
「バランス重視」。どんなことも「ゼロポイント」がよいという考えです。
カラダやココロに「不要なものが多すぎる」プラスの状態に偏っていたり、「必要なものが足りていない」マイナスの状態に傾いているなど、不調を感じるのは、なんらかのバランスが崩れているサインと捉えることができます。
このサインを受け取って、足りないところは補い、過剰なところは取り除き、滞っているところは巡らせることで、「バランスを整える=ゼロポイントの状態に戻る」。
これを食材やお薬の効能を活かして行っていくのが、中医学であり、薬膳なのです。
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【3】バランスを見極めるツールは3つ!~陰陽、五行、気・血・水~
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薬膳の第―歩は、バランスを見極めて、カラダをゼロポイントに調整できる食材を選ぶことと言えます。
では、バランスを見極めるにはどんなツールがあるのでしょうか?
今回は、基本となる3つのツールをお伝えします!
◆◆陰陽~体を2つの要素のバランスで見る◆◆
まず、1つ目は「陰陽」という考え方です。
陰陽の理論では、世の中のさまざまな要素を陰と陽という要素にわけています。
陰と陽というと、陰は暗くてジメジメしたネガティブなイメージで、陽は明るくおおらかなプポジティブなイメージがあるかもしれませんが、どんなことにも2つの面があるという意味では、どちらも欠かせない大切な要素です。
例えば、1日でいうと昼が陽で夜が陰、性別なら男性が陽で女性が陰など。
陽は活動的で温かく、陰は静的で冷やすもの。
この考え方を、「カラダの見方」にも応用したものが薬膳では使われています。
体が冷えたり、むくみがなどの症状は陰の要素が強くなっていたり、血圧が高くなりやすい、怒りっぽくなるなどの症状は陽の要素が強くなっていると考えます。
崩れた陰と陽を偏らない状態にし、バランスが取れた状態になることが「健康」な状態と言えます。

冷え症の人であれば、カラダが「陰」に偏っているので、温かい食べ物で「陽」を補い、陰陽のバランスを整えてあげると不調が和らぐというのは、イメージがしやすいですよね。
◆◆五行~5つの臓器のバランスを整える~◆◆
2つ目は、「五行」。
陰陽では、物事を2つの要素「陰陽」に分けましたが、五行は、もう少し細かく、「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類する考え方です。そして、5つの要素がお互いに影響し合いながら循環し、バランスを保っているという考え方です。
どこかで聞いたことがありますよね?
そう、四柱推命などの占いでもよく使われているんです。
木星人、土星人、金星人、という分類は一度は聞いたことがあるのでは?
中国医学では、「木・火・土・金・水」の5つの要素をカラダの中の大切な5つの臓器「肝・心・脾・肺・腎」にあてはめます。
四柱推命と同じく、5つのうちある要素が強くなりすぎて、他の要素をやっつけてしまうことで、カラダの不調が起こってきます。5つの要素が仲良く連携して健康を保つという仕事ができるよう働き過ぎている臓器をクールダウンしたり、怠けている臓器にカツを入れたりと食事でバランスを取って行きます。
また、1年間の季節「五季」ココロの状態「五志」、食材が持つ特性や味「五性」「五味」なども体調に合わせて、カラダを整えるために使われるポイントです。
◆◆気・血・水~カラダやココロを動かす基本的な要素~◆◆
最後は、「気・血・水」という3つの要素です。
カラダの基本となる3つの要素「気・血・水」で成り立っていると考えられています。
気:生命を維持して、活動させるエネルギー
血:カラダの細胞や器官に栄養を供給する赤い水分(≒現代医学の血液)
水:全身を潤わせ、滋養する血以外の水分。陰液(いんえき)ともいいます。
この気・血・水に過不足や滞りがなく、バランスが取れていることが健康を保つために重要と考えられています。
例えば、生理の後に、肉が食べたくなる人が多いのは、生理で使われた血を食事でおぎないたいという体の自然な欲求です。
気がふさいでいるときに柑橘類の香りをかぐとスッキリしますよね。
これは、柑橘類が気を巡らせてくれるからなのです。
「バランスを見極める」というと難しく感じるかもしれませんが、実は普段私たちが自然にしていることだと言うことに気付きませんか?
そう、あなたのカラダはきちんとバランスを取る方法を知っているのです。
けれど、現代の忙しさに追われる毎日では、その野生の感覚が鈍りがち。
野生の感覚を取り戻し、意識してしっかり使えるようになるためにも、明日以降も薬膳を学んでいきましょう!